成城「希望の木を巡る in 成城あんしんすこやかセンター」
2024年11月13日
希望の木とは…
認知症の本人をはじめ、さまざまな人が認知症を”自分ごと”として考え、自分のこれからの暮らしや大切にしたいこと、やりたいことなどの「希望」を書き留めた「希望のリーフ」で茂らせた木のことです。
成城あんしんすこやかセンターの希望の木の幹は、「サロンデイ語らいの家」で制作されました。今ではアクション講座の参加者が書いた希望のリーフで茂っています。
令和4年度に開催したアクション講座から『きらきら~いくつになってもキラキラ~』というアクションチームが生まれました。『きらきら』で活動しているKさんにお話を伺いました。
「いつかは私も認知症になると思います。私が迷子になったら、きらきらの人や、体操や麻雀の仲間たちが助けてくれる。そんなまちがいいですよね。」
Kさんはアクションチームの他にも、麻雀の自主グループの代表を務めたり、体操教室に通ったりしています。さまざまな地域活動に励む中で、「認知症は他人事ではない」と感じ、アクションチームに参加されました。
リーフに込めた希望を胸に、認知症があってもなくても安心して暮らせるまちを目指してKさんは活動しています。
成城あんしんすこやかセンターでは、今年度も定期的にアクション講座が開催されており、これからもさまざまな希望のリーフで茂っていきます。