7月4日(金)、下北沢区民集会所で開催されたふれあい・いきいきサロン「きたざわサロン」に、アクションチーム「チーム虹から」が参加しました。
メンバーである認知症本人がピアノ演奏やクイズを披露して、サロンを訪れた約30名の参加者と温かな交流を育みました。

まずはじめに、注目を集めたのはNさんによるピアノ演奏。「エリーゼのために」「別れの歌」「夏は来ぬ」など、クラシックから季節の歌までを織り交ぜた豊かなレパートリーに、会場が聴き入りました。また、「茶摘み」「北沢はつらつソング」などは、参加者全員で歌声を響かせました。

また、Sさんは手作りのクイズを披露しました。用意してきた20問のクイズは、風刺の効いた問題も多く、会場のあちこちから答えの声が飛び交います。Sさんは「惜しい！」「正解！」と声を弾ませ、そのやりとりに、自然と拍手と笑いが起こりました。

チーム虹からのメンバーが自分の得意なことを披露する姿は、参加者にとっても多くの気づきと元気をもたらしたのではないでしょうか。認知症になってからも活躍できる場所があることは、本人にも地域にも力を与えてくれます。

「チーム虹から」にご興味のある方は、北沢あんしんすこやかセンター(TEL：03-5478-9101)までお問い合わせください。