認知症に関する手引き
「認知症あんしんガイドブック」をリニューアルしました!
認知症は誰もがなりえるものであり、世田谷区でも認知症とともに生きる方はたくさんいます。しかし、認知症という言葉に不安を抱いたり、この先どうしたらいいのだろうかと悩んだりしている方が多いのも現状です。
この度、認知症について知りたい方、“認知症かな?”と思っておられる方など、さまざまな方に読んでいただけるように、「認知症あんしんガイドブック」をリニューアルしました。
新しい「認知症あんしんガイドブック」は、本冊(認知症ケアパス付き)・別冊・資料編の3冊構成になっています。
[本冊] 認知症に関するさまざまな情報を掲載
(認知症ケアパス、生活の様子、相談先や受診、「そなえ」について等)
[別冊] 認知症の本人の声や、仲間づくりができる場所を掲載
[資料編] 本冊に載っている機関の連絡先や相談時間などを掲載
ここでは、本冊(認知症ケアパス付き)の中身をご紹介します。
●目次・認知症ケアパス
認知症ケアパスとは、認知症の発症前から発症・進行とともに変化していく状態に合わせて、「いつ・どこで・どのような」地域の医療や介護サービスが受けられるのか、時間の流れに沿って示したものです。
●わたしの日常(認知症とともに生きる2人の生活の様子)
認知症と診断されても、友人と交流したり、地域の活動に参加したり、介護保険サービスを使いながら、ひとり暮らしを続けている方の生活の様子をご紹介しています。
●相談先や受診について
認知症について相談したいと思った時の相談先や、医療機関では何科を受診したらいいか迷うことはありませんか?
最初の相談先や受診する診療科について紹介しています。
●「そなえ」について
認知症と診断されても、「変わらない」ことはたくさんあります。不安な気持ちをひとりで抱えず、身近な人に伝える大切さを紹介しています。
今までの仲間や新しい仲間とつながり、自分らしい時間を過ごすための「そなえ」をしていきましょう。
今回、冊子を作るにあたり、認知症の本人やその家族、支援者と一緒に1年半以上の時間をかけて打合せや内容の確認を繰り返し、さまざまな方にインタビューのご協力をいただきました。
また、冊子の完成後、関係各所への発送の準備を「デイサービスセンター梅ヶ丘」の利用者さんにもご協力いただきました。
認知症について知りたい方や、“認知症かな?”と思っておられる方など、多くの方のお役に立てればと思っています。
認知症あんしんガイドブックは、お近くのあんしんすこやかセンターや各地域の総合支所保健福祉課の窓口、世田谷区認知症在宅生活サポートセンターなどに置いています。
認知症あんしんガイドブック
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