
にんさぽギャラリー2025を開催しました!
にんさぽギャラリーとは
地域の関係機関と協働して、認知症の本人が社会生活において、生きがいや役割を実感できる活躍の場の創出を目的とした事業です。
今年度は下記の期間に実施しました。
■個人作品
9月13日(土)~9月24日(水)
■区内介護事業所作品
9月25日(木)~10月8日(水)
個人作品展
個人作品展では、9名の認知症の本人が制作した作品を展示しました。

長年、レース編みを趣味にしている方の作品を展示させていただきました。どれも繊細な模様のものばかりで、足を止めてじっくり見たくなる作品の数々でした。
認知症の本人が考えたクイズのコーナーでは、問題の他にも、問題を考える時に使っている辞典やメモ用紙の写真も一緒に飾られました。本人の問題を生み出す楽しさが、来場者に伝わったのではないでしょうか。

区内介護事業所作品展
区内介護事業所作品展では、10ヶ所の事業所の作品を展示しました。


2025年を象徴するキャラクターも、事業者ごとに個性豊かに仕上げてくださいました。



今年度は、四季を感じられる様々な壁画作品が来場者の目を楽しませてくれました。
どの作品からも、事業所の皆様が和気あいあいと制作に取り組まれている様子が伝わってくるようでした。
【にんさぽギャラリー2025】参加事業所一覧
- 愛・小規模多機能等々力
- 上北沢ホーム
- グループホーム奥沢・共愛
- グループホームきらら奥沢 ☆令和7年度より新規参加☆
- たつなみ会通所介護事業所
- デイサービスクローバー成城学園 ☆令和7年度より新規参加☆
- デイサービスセンター梅ヶ丘
- フレンズケアセンター
- みのりの庭 世田谷
- リハサロン祖師谷 ☆令和7年度より新規参加☆
(敬称略・五十音順)
来場者から寄せられた感想
来場者の方々から多くの感想をいただきました。
- 気になって立ち寄りましたが、雰囲気がとても明るくて楽しかったです。
- 涙が出ました。皆さんの素晴らしい作品に感動しました。認知症で亡くなった母がデイサービスに通って作品作りをしていた頃を思い出しました。展示を見られて良かったです!!ありがとうございます!!
スタッフから
今年度も多くの認知症のご本人や事業所の皆様に出展いただき、来場者の方々に驚きや感動を届けることができました。毎年新しい出展者が増えることで、地域にはまだまだ素敵な特技や魅力を持った方がいらっしゃることを実感します。認知症と診断されて自信を喪失してしまう方も少なくありません。出展を通して、自分の素敵な一面にもう一度出会える、そんな作品展に今後もしていきたいと考えています。改めて、出展してくださった皆様、ご協力ありがとうございました。
(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 福島)



