令和4年度介護者の会・家族会交流会を開催しました!

令和4年度介護者の会・家族会交流会を開催しました!

2022年7月6日

6月3日(金)、梅丘パークホールにて、令和4年度介護者の会・家族会交流会を開催しました。

介護者の会・家族会とは・・・

介護をしている方が、情報交換をしたり、悩みや不安を共有することができる場です。世田谷区内には約34団体の介護者の会・家族会があります。

介護者の会・家族会交流会とは・・・

1年に1回開催している、介護者の会・家族会交流会は、会の運営者が集まり、運営の課題や会をより良くするためのヒントを得て、今後の活動の参考としていく場であり、運営者同士のネットワークづくりを図っています。

今回は、2年ぶりの対面での開催となり、21名の運営者の方々にご参加いただきました!

各介護者の会・家族会の状況について報告

 事前に行ったアンケート(開催状況や課題)結果について報告し、共有しました。

各介護者の会・家族会の運営者から、運営状況の報告

 各会の特色や強みをお話しいただきました。

参加者確保・周知方法についての情報提供

あらかじめ、アンケート調査を行ったところ、「集客」や「会の周知方法」が課題と答えた会が多くありました。

そのため、今回の交流会では、当センターから、厚生労働省令和2年度老人保健健康増進等事業調査を元にまとめられた「認知症家族教室、認知症家族ピアサポート事業の手引き」を用いて、情報提供を行いました。

こちらの手引きには、介護者の会・家族会を開催するための手順や継続開催するためのヒント、運営に課題があり、困っている運営者のためのヒントが記載されています。

グループワーク

後半は、自身の会の運営について振り返り、前半の情報提供の内容を各会の運営にどのように生かしていきたいかという内容で、グループワークを行いました。

自身の会の強みについて振り返りながら、今後の運営方法について、検討する時間となりました!

自身の会の強みは、「常連の参加者が新規の参加者に、対応方法を教えてくれる」、「自分の経験を話してくれる参加者がいる」、「コロナ禍でも継続して開催できていた」という声が聞こえてきました。

また、今後は、「SNSやインターネットを利用した発信方法を検討したい」、「地域のケアマネジャーに知ってもらえるように周知する」、「講座やものづくりの機会を企画してみる」などの意見が上がりました。

交流会に参加した運営者からの感想・意見

交流会に参加した運営者の方々から、以下のような感想や意見をいただきました!

「家族会に参加するきっかけづくりが充実すると、参加者の確保につながると思う。開催方法について、幅を広げるヒントをいただきました」

「他の家族会の運営の様子を聞かせていただき、色々参考になりました。今後の活動の仕方に活かせればと思います」

「顔を合わせてできたこと、話がふくらみ、横道にそれたけど、”今この時”の話し合いができたような気がしました」

「時間の限界はあるが、よりたくさんの方と交流できると良かった」

「それぞれの会の取組みが聞けると、なお良い」

スタッフからの一言

昨年はオンラインでの開催でしたが、今年は運営者の皆さんと実際に膝を突き合わせて、交流を図ることができたことが、なによりの喜びでした。運営者同士で話し合えたことで、自身の会の強みに気づき、発展的な話し合いの場になったと感じています。これからも、介護をしているご家族のつどいの場である各会が、より良い場所となるよう、陰ながら支えていきたいと思います。
(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 今村)

 

ページの先頭へ戻る
目次を閉じる