7月20日 楽しく語ろうつどいの会 ~認知症本人交流会~を開催しました!
7月20日(木)、前半は三茶しゃれなあどホール、後半はスペースココカラ。にて、「楽しく語ろうつどいの会~認知症本人交流会~」を開催しました。
楽しく語ろうつどいの会とは・・
認知症のご本人や、認知症ではないけれどもの忘れが気になり始めた方たちが集まり、日々の暮らしの工夫や楽しみについて語り合う会です。
▼三茶しゃれなあどホールでの様子
今回は、ご本人2名が参加されました。
「ご近所さんとお話したり、買い物に行ったり、自由に生活ができるのが一番。」
「デイサービスでいろんな場所に連れていってもらった。あそこのクロワッサンは有名だから、次こそ食べてみたい。」
日々の生活や楽しみについて皆で共有しました。
▼スペースココカラ。での様子
後半は、世田谷ボランティア協会が運営する、スペースココカラ。にお邪魔しました。
スペースココカラ。には、「地域障害者相談支援センター・ぽーとせたがや」が担う”相談処”、と「パートナーセンター」が担う”文庫屋”が設置されています。
”文庫屋”では、障害のある方たちが、寄付された本の手入れや陳列をしたり、広告(ポップ)を作るなどしています。
▲三茶しゃれなあどホールから、三軒茶屋商店街にあるスペースココカラ。へ、皆で歩いて向かいました
▲素敵なデザインの看板が目印です
▲目で見て、手で触って、1冊、1冊、集中して…
▲この書棚では、医療・福祉の専門書を貸し出しているそうです
世田谷ボランティア協会のスタッフの方に、本が寄付された経緯や空間づくりのストーリーなどもお聞きしました。
皆さん、目をキラキラさせながら、本を選んだり、スタッフの方たちとの会話を楽しんでいました。
最後は店長さんに、気に入った本をお渡しして、お会計をしてもらいました。
スタッフからの一言
今回、スペースココカラ。さんに初めてお邪魔して、充実した時間を過ごすことができました。
改めて、認知症になっても、自分の好きなものや、こだわり、自由に選択をする喜びは失われないと感じました。
皆さん、「なぜその1冊を選んだのか」を丁寧に話してくださり、一人ひとりの新たな一面を知ることができたのも、とても良かったです。
ご協力いただいた、スペースココカラ。の店長さん、世田谷ボランティア協会のスタッフさん、本当にありがとうございました!
(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 今村)