
令和6年度介護者の会・家族会交流会を開催しました!
6月13日(木)、世田谷区立保健医療福祉総合プラザにて、令和6年度介護者の会・家族会交流会を開催しました。
介護者の会・家族会とは・・・
介護をしている方が、情報交換をしたり、悩みや不安を話したりすることができる場です。世田谷区内には現在約40団体の介護者の会・家族会があります。
介護者の会・家族会交流会とは・・・
会の運営者が集まり、運営の課題について話し合ったり、会をより良くするためのヒントを得て、今後の活動の参考としていく場です。運営者同士のネットワークづくりの推進を目的として、1年に1回、開催しています。
今回は、28名の方々にご参加いただきました!
グループワーク(1)互いに知り合おう
今回の会では、あんしんすこやかセンターが主催している会や、地域の住民が主催している会など、様々な背景を持つ運営者にご参加いただきました。
運営者同士で、お互いの会のことを知る機会が少ないため、各会の特色や、課題に思っていること等を含め、自己紹介を行いました。

グループワーク(2)意見を交わそう
自己紹介を行った後、各会の運営で課題に挙がっていることや運営者が感じていることなどを書き出し、気づきを共有した中で、様々な話題が上がりました。
・現役介護者は家族会に参加する余裕がないことがある。そういう人たちの支援をどのように行っていくべきか。
・家族会は、批判や否定をせず安心して語れる場であることが大切。専門職では得られない体験談や心に響く言葉がある。
・介護者が少しでも元気になる楽しい企画(慰労旅行等)があっても良いのでは。
長く会を運営している運営者からは、運営スタッフのことも大事にする会であることが長続きする秘訣であるという意見も上がりました。

交流会に参加した運営者からの感想・意見
交流会に参加した方々から、以下のような感想や意見をいただきました!
「他の家族会の雰囲気や特徴を聞き、また共有の中では介護を終えた方にとっての話す場の大切さ等、新たな気づきもあり勉強になりました。」
「他の地区の家族会の活動報告をもう少し聞きたかった。グループをシャッフルする交流会も楽しいと思います。」
スタッフからの一言
介護家族を支える運営者同士が互いの会の強みや悩みを共有できる場となっていました。多くの方にご参加いただき、今後の家族会運営のヒントを持ち帰っていただけたのではないかと思います。これからも、家族会運営者同士のネットワークづくりをサポートしていきたいと思います。
(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 今村)