身近な人との付き合い方
知ろう

身近な人との付き合い方

2025年1月27日

認知症あんしんガイドブックからピックアップした情報をお届けします。

診断されたその日から人生が変わるわけでも、急に何もかもできなくなるわけでもありません。安心して自分らしく暮らしていくために、何が必要か、これからどんなことができるのか、みんなで知恵を出しあってみましょう。家族や友人、同僚、近所の人に話しにくいときは、地域の相談窓口である「あんしんすこやかセンター」へ気軽にご相談ください。

わたしが大切にしている思いは、わたしを支えてくれる皆とフラットな関係でありたいということです。信頼があるから自分だけで考え込まないで、困ったときにはありのまま自分の言葉で相談に乗ってもらっています。わたしの夢は、「ずっと通っていた図書館にまた行けるようになること」。これからは、皆さんの助けを素直に受けて、甘え上手でいきたいと思っています。

認知症と診断されたときは、誰でも不安でいっぱいです。気持ちを誰かにつぶやいてみるだけでも心が軽くなります。自分なりに続けたいこと、やりたいこと、まわりにお願いしたいことを遠慮せずに、むしろ具体的に伝えましょう。伝えることで理解者や応援してくれる人が増えていきます。

認知症は誰でもなる可能性があります。自分だったらどう接してほしいのかを考えながら、今までと変わらない接し方をしていくことが、良い関係を築く助けになります。本人の言動は意図したものではなく、認知症の症状として現れていることがあります。本人を責めたり、できないことを指摘すると、本人の不安や焦る気持ちを強めてしまいます。医療機関や相談窓口では病状や治療の相談だけでなく、本人との接し方についても相談してみましょう。


 

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