認知症カフェ⑫
認知症カフェ くるみ

2020年8月21日

「認知症カフェ くるみ」は、くるみクリニックが主催するカフェです。新型コロナウイルス感染症の感染対策を行いながら、5月から再開をしています。

カフェを主催する西村先生に「認知症カフェ くるみ」についてお伺いしました!

カフェを始めたきっかけはなんですか?

認知症のご家族を支えたいという思いで2年ほど前に始めました。介護をされているご家族はみなさん悩みながらやっている方が多く、他の人はどう向き合っているのか、ということを知ることで、共感や安心感を持ってもらいたいと思っています。カフェを通して横のつながりを作ってほしいですね。 今まで休むことなく、毎月開催していましたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、今年の4月は初めて休止しました。自粛要請中も認知症カフェの参加申し込みはありました。参加者は減っていますが、5月から再開しています。

実際にカフェを開催してみていかがですか?

介護者のケアは、基本的には、患者さんの診察のついでに行っています。カフェ以前にも、介護者による虐待など明らかな危機的状況には、心理士によるカウンセリングを導入してきました。しかし、診察中に、介護者自身のことを語っていただけず、倒れるまで気づけないこともありました。カフェを始めてからは、時間がなくても、ちょっと気になる人には、「カフェに来てみたら?」と一声かけられるので、早めに介入できるようになり、良かったと感じています。

皆さんに伝えたいこと

一人で悩まないでほしい。煮詰まっている人をなくしたいと思っています。自分の家族が認知症であることを認めたくないとモヤモヤしている介護者の方が多いと思います。くるみカフェに参加することで、そんなモヤモヤがスッキリしてもらえると嬉しいです。

認知症カフェ くるみ

会場大原2-23-5 くるみクリニック
連絡先03-3327-7462
開催日時月1回 木曜日(午後3時30分~5時30分)
会費200円

カフェに参加してみて

カフェを主催している西村先生とお話していると、とてもスッキリとした気持ちになります。先生の著書「認知症の親を介護している人の心を守る本」は、認知症の家族の介護がうまくいっていない人にぜひ読んでみてほしいと思います。 コロナ禍で開催が難しい中で、参加の申し込みがあること、参加した家族介護者が、介護のためのよいヒントを得ていることから、こんなときだからこそ、必要な場だと感じました。

(世田谷区認知症在宅生活サポートセンター 田崎、奥村)

※本記事の文書及び写真掲載は本人の同意を得ています。
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